※
これは変だよ!xxxxから来て
話の見えないかたは、
ドキュメントの目的ページの
サイト開設当初の目的をご覧下さい。
この担当者は、
「あの訳判らんjavaでさえ、プロジェクターを使用していないのに。」
と言っていたが、「プロジェクターの必要」はカリキュラムと教材の構成にもよって異なるものである。
※ Javaが「訳判らん」かどうかは個々人のITスキルによる。
講師が説明をする講座とExcelやwordの講座のように
「はい、それではテキストの○○ページから○○ページまで各自やってみましょう!
よーい、ドン!」
という講座では必要な環境も異なる。本部にいて現場を見ていなければこの
違いも理解できないでしょうが、この
違いを認識していないとやらずボッタク
リになってしまう。
この学校はMOUSを育成するノウハウは持っているが、そのノウハウをネットワーク管理やMCPに適用しても通用すると考えている。残念ながら、この学校がノウハウを持っているMOT育成やExcelやwordの操作法習得のテキスト・カリキュラムと同様のテキスト及びカリキュラムかせ用意されていれば、それでも良かったのだろう。しかし、今回のネットワークエンジニア育成は残念ながら、集合形式講座であったので、この学校では対応できないものであった。
少なくとも、緊急再就職訓練はPCユーザーのエキスパート訓練でもなければ初心者向けPC操作習得訓練でもなく、確実にPCユーザーをお守りする側の立場で働くPCネットワーク技術者を育成する講座のはず。ハローワークも都労働局も失業者の方々に窓口でこのことをシッカリと伝えていないのもまずいが、ノウハウも施設環境もなく、「後でウチのお客様になってくれればいい。」という営業行為・広告宣伝の一環として、ハローワークと都労働局に対して(出来ないにもかかわらず)「こんな講座できますよ。」と売込み受注する業者にも問題がある。しかも、MCPが数人いるだけで、まともに通用するネットワークを知っている講師がいないからといってアウトソーシングしてしまう姿勢にも問題ある。自前で開講できない仕事はすべきではない。
また、いくらハローワークの案内が悪いからといって、ネットワークエンジニアを育成して再就職につなげるを目的とした講座なのにもかかわらず、受講生が、
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Excel・Word程度が出来るようになればいいの
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趣味のパソコンの知識が少しでも得られれば良い(再就職の目的はないらしい)
程度の期待で来ていることが判明したからといって、都の労働局やハローワークの管轄役所にすでに提出しているカリキュラムを守らず、
「今回は全員がネットワーク管理者を狙っているのではないのでもっと簡単な内容にしてインターネットに接続してメールを読めるとかwebサーフィンが出来る程度にしてください。」
などというオーダーに変わる受託企業の姿勢はいかがなものかと思う。都の労働局はこれを知っているのだろうか?
もちろん、こんなに難しいとは思わなかった、からといって、担当講師の教え方が悪いという受講生の論理性のなさ・非能動性(何でもいつでも与えられる受身に慣れてしまっているのか)にも問題があろう。雇用保険や税金を利用している事業なのにもかかわらず、
「インターネットメールのやり方とパソコン操作を覚えに来たのに・・・。」
「ネットワーク技術者になる気はないのだから・・・。」
と言っている受講生は来てはいけない。社会の迷惑である。
理解している・していないにかかわらず、受講生が緊急再就職訓練を受講することで一人あたり月に二万円が講座受託企業に転がり込む構造では、受託企業では、実施可能か不可能かを考慮せず、講座実施企業として選定されるようなお題目のカリキュラムを提案・提出し、受託決定後は受講生が緊急再就職訓練の講座内容を身につけていなくても出席さえしてもらえばよい、という考えになるのだろう。ほっといてもハローワークから入金がある仕組みだから。更には訓練終了後には、その受託企業で実施している通常の有料講座のお客様に移行してくれればよい、という考えだ。
立川校でこの企業独自制作のテキストにのとって講義をしたら、
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テキストに書いてあるサーバがネットワーク上にいない
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テキストで使用しているアプリケーションが受講生PCにインストールされていない
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Windows Serverの講座であり、受講生によっては終了後にMCP試験を受験しに行く人もいるのにもかかわらず、「受講生のPCはWindows 2000 Professionalで行きましょう。」という。
※ もちろん拒否!
こんなありさま。環境は全部テキストどおりに用意できているって事だったはず。この企業が気にしているのは、環境がテキストどおりでなかったことで講義が進まなかった場合に、「受講生からクレームが来ませんか?」ということ。
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訓練終了後には、その受託企業で実施している通常の有料講座のお客様に移行してくれればよい、
これだけである。
まぁ、従業員は経営者の意向に沿って働いて賃金をもらっているだけなので、こんなボッタクリも経営者の思想の現れなのだろう。ひどい話だ。
ハローワークの再就職訓練を食い物にする企業はかなり多いようで、時々、教材と称した実態はPC販売というものもあるという。そこまでひどくなくても、講座内容のお粗末さや、受講生の期待とのミスマッチ・ハローワークの説明内容の貧弱さは、どこでも共通のようだ。
教訓:ボッタクリのITスクールを見分ける方法
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受講生用PCのマウスが不良のことが多い
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マウスが不良なのにすぐには交換してくれない
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交換したのに不良品
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拠点校のマネージャーにIT知識が無い、PC操作が出来ない
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ネットワークの勉強にExcel・Word・Accessの操作法を教える
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授業料と受講生数から計算してもっとハイスペックなPCが導入できるはずなのに・・・、というPCを利用している。
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機種が統一されていない
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トレーナー・インストラクターの出入りが激しい
※ 辞める人が多いということは見合った処遇をしていないから。粗悪な学校は「卒業生を安く雇えばよい。代わりは幾らでもいる。」程度に考えている。
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