コラムネットワーク共有配布フォルダの利用今回利用したネットワークアダプタは一応有名メーカー製であり、Windowsのインストールメディアにもドライバーが標準で添付されていてるので、インストール時に自動認識をする。今年いっぱいでMicrosoftのサポートが終了するWindows NT 4.0 ServerのインストールCDにも、Intelと(当時はまだ)Compaq、どちらのメーカーのネットワークアダプタもドライバーが標準に添付されている。しかし、ここでいくつかの注意が必要である。
対処方法は簡単で、インストール時に自動認識をさせず、
ネットワーク上に共有配布フォルダを用意しているのならば、DRVLIB.NICやDRVLIBJ.NIC内のドライバを前述した最新のドライバやサービスパックのドライバで更新すると無人インストールにも対応できる。(画面 colum_02.bmp)
もちろん、無人インストールを行うならば、$OEM$\NETフォルダ以下に用意することもOKである。(画面 colum_03.bmp)
Windows 2000無人インストールの場合には、$OEM$\$1\Driversフォルダ以下である。(画面 colum_04.bmp)
Windows 2000/Xp/2003ならばインストールCDに用意されているもので通用する。しかし、いづれのOSでも「メーカーのwebサイトでダウンロードしてきた最新のドライバ」が1番のお勧めである。
今年の6月にIBM e-ServerにWindows 2000 Serverをインストール設定する仕事をした。製品に標準で添付されていたネットワークアダプタはインテルからOEM供給されている PRO100シリーズ・ネットワークアダプタである。これに添付されているドライバソフトは日本語化されているのである。ところが誰でもダウンロードできるインテルのwebサイトに用意してあるIntel PRO100シリーズ・ネットワークアダプタ・ドライバーはバージョンがe-Server添付のものと同じであるにもかかわらず日本語化されていないのである。そこで今回の記事の画面も英語である。残念である。
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