Router Configuration(3)

ルーターの起動

1. Boot sequence
   1. ハードウェアチェック
      • PCU・Interface・NVRAM・RAM・その他のハードウェア
      
      
   2. ブートストラップの起動
      • ROMに常駐しているアプリケーション。ISOを探索。
      • ブートストラップのVersionと未使用メモリサイズの表示
      
      
   3. IOSのロード
      • ブートストラップがIOSをRAMﾆロード
      • ソフトウェアのversion・著作権・コンパイル日付・ハードウェア属性の表示
      
      
   4. ハードウェアインターフェイスの調査
      • IOSは装着済みのハードウェアインターフェイスを調査し情報を表示。
      
      
   5. configurationのロード
      1. NVRAMからconfigurationをロード
      2. NVRAMにない場合TFTPからconfigurationをロード
      3. TFTPにない場合初期コンフィグレーションダイアログ表示(ROM)

cisco IOS のロード

1. コンフィグレーションレジスタ
   • コンフィグレーションレジスタの設定値によってソフトウェアイメージの探す手順を決める
     • break機能の使用・未使用
     • ブロードキャストアドレスの制御
     • TFTPサーバー使用の起動
     • コンソールソールターミナルのボーレート設定
     • 紛失パスワードの復元
     • bootコマンドの操作
     
     
   • ブートフィールド値

     0	システムブーストラップにbootコマンドを手入力
     1	ROMから起動する。ROM内のソフトウェアはIOSのサブセット
     2〜F	startup-configrationのbootコマンドに従う

     
     
   • コンフィグレーションレジスタ値の変更
     • コンフィグレーションモードでconfig-registerコマンドの実行

       ex	Router(config)#config-register 0x2102

   
   
2. boot system コマンド
   • ブートストラッププログラムからIOSを探す場所を指定

     ex	Router(config)#boot system ROM	ROM内のIOSから起動
     	Router(config)#boot system flash filename	フラッシュメモリ内のIOSイメージから起動。 イメージ指定ない時は１つ目
     	Router(config)#boot system filename IPaddr	TFTPサーバーよりIOSをロードし起動

     
     
   • 入力された順序でboot systemを実行。有効なIOSが見つかった場合それ以降のboot systemは実行しない
   
   
3. IOSのUpgrade
   • 現在のIOSのBackup
     • show version で使用中のIOSのversionとfile name・フラッシュメモリサイズの確認
     • copy flash TFTP でバックアップ

       ex	Router#copy flash TFTP

     
     
   • IOSのUpgrade
     • copy TFTP flash で新規IOSをコピー

       ex	Router#copy TFTP flash

     
     
   • 再起動
     • 新規IOSのコピー後自動的に再起動しない場合はreload を実行

       ex	Router# reload