沖縄ではセミが鳴き、バグダットでは雪が降っているというのに
地球温暖化に貢献することをやめず、地球温暖化対策に貢献しない人たちは多い。きっと、国や自治体・企業などの存在を当てにして、
「自分がやらなくてもだれかがやる。」
とでも考えているんだろう。
お勤め先の冷暖房の温度設定なんて、直接自分の懐から出て行くお金ではないということで、
考慮していない。
再生コピー紙のほうが目先の調達費が高い!ということで、普通コピー紙の使用を主張する赤松課長(仮名)のような方もいるが、環境コストも含めたトータルで考えると、
って判んないかねぇ?
既に地球を暖めてきた先進国が、中国とインドに対して「経済発展やめろ!」とは言えないだろう
それをいったら不公平だ!
中国とインドの先進国化は停められないだろうし、だからといって、地球温暖化の進行を見過ごすわけにもいかない。現先進国がやってきたことと同じ経済モデルではなく、環境コストも考慮した方法で発展すれば良い。
世界最大の二酸化炭素排出国であるアメリカ合州国が「生活レベルを下げたくない」からまともに温暖化対策を取らないし、日本もそれと同調しているし。
年はじめの報道で、日本が温暖化対策の抵抗勢力、と聞いて「ええっ?意外!」と思った人もいるらしいが、アメリカ人と同様、国民一人一人のレベルでは、
「今の生活レベルを下げるのは嫌!。」
「自分がやらなくてもだれかがやる。」
と考えている人が圧倒的多数なのでね。
温暖化対策の簡単で効果ある方法の一つは、
ことさ!だから
という生活保護対象レベルの人たちが一番温暖化対策に貢献している。
ここ毎日のように、日経平均が安値を更新しているのもきっと「大きな力」が温暖化対策を実施しているからなんだと思うよ。アメリカ人も日本人も、能動的に温暖化対策を実行しないから。
株価は下がっているけれど、トヨタを始め大企業は最高益更新だし、経団連の会長は「給料を上げる!」と言っているし…
国内消費・内需をあげるには、消費者がお金を使わねばならないわけだが、
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トヨタの史上最高益は、国外での販売数増よりも、下請けからの材料・部品調達費の削減効果の方が大きい
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人件費削減の為、非正規従業員の率が増えている
と言う事情がある。御手洗さんとこのキャノンをはじめ、大企業の増益は同様の理由が大。
正規従業員の給料増はしないよりもしたほうが良いが、本来の内需拡大に通じる、中小企業の従業員の給与増にはなっていない。
※ 日本の企業の多くが中小・零細なんだよ。
御手洗さんは「大企業に益をプールするな!」と言う批判に対して、
「ウチは従業員に還元しているよ。」
と言うポーズをとっているのだろうが、これでは格差の問題は解決しないし、国内需要は増えない。下請企業の従業員がまともな生活が出来ないほどの材料・部品調達費を適正化して、下請け・孫請け企業の従業員の給与を上げるべきだ。
※
まあ、調達コストを上げても、それが中小企業の経営者で止まって従業員に回らない、てことにもなる可能性はある。中小・零細企業の経営者の多くが、
「収入がないので従業員に支払う余裕がない。」
的なことを言っているけれど、材料・部品調達費が増えたときは、立場を変えて「従業員に還元」なんてこと考えないかもね。
ライフの屋上駐車場は実質無料なのだが
「二千円以上の買い物で30分無料」と書いてあるからなのか、駐車場に止めず路上駐車をする人たちは多い。
「自分だけならば迷惑にならない。」
とでも考えているのか、または、
「自分立ちだけでなく他の人もやっている。」
という考えなのか?
カウンター8席と、4人用小上がりのみの小さな、いわゆるカウンターがメインの居酒屋で
小上がりは複数人で来ているお客さん用の位置づけなんだけれどね。
そこに天災が入店したとき、二人分の荷物も座っていてカウンター席は満席。二人連れの女性客(ちょっとセレブ風)がそれぞれの脇の席にバッグを座らせ実質二人で4人分利用している。セレブ風の一人が連れに対して、
「席、詰めようか?」
と小声で訊く。もう一人はチラリとこっちを見てから
「いいの、いいの、」
だと。自分たちに対して、席を詰めない・気の付かないお客がいたら、(直接は文句を言わなくても、影で)文句を言うだろう人たち。そんな行為を自分たちではしている身勝手な人たち。
「健康増進法の趣旨により、バス停付近での喫煙はご遠慮ください」
と書いてあるバス停で、ぷ〜か・ぷか、タバコを吹かしいる人。
駅前郵便局に入ったら、20人待ち
一人当たりの所要時間を観察すると、大体2分であった。と言う事は僕が呼ばれるまで40分!
待合の座席は全部埋まっていて、立って待っている人も10人程度。そんな中、座席最前列に座っている老婦人は自分の荷物を座らせている。そこで、窓口の職員に小声で
「立ってお待ちのお客さんも多いけれど、本来人間が座るべき座席にお荷物を座らせている人がいるよね。僕から注意する?それとも、そちらで対応してくれる?」
と訊いてみた。さすが、Japan Post!
「こちらで対応します」
と、早速ご婦人のところへ。
身勝手なことを「人それぞれ」ということばで正当化する人たちがいる
が、使い方間違っていると思う。
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どの政党を支持するか?
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異性と恋愛するか?同性と恋愛するか?
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白いストラトキャスターが好きか?サンバーストのレスポールが好きか?
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ハードロックが好きか?へヴィメタルが好きか?
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宗教を信じるか信じないか?
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信じるとすればどの宗教を信じるか?
は「人それぞれ」だろう。だけれども、
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アイドリングストップをしない
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バス停でタバコを吹かす
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立っている人がいても荷物を座席に座らせる
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駐車場があっても路上に停める
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どんなに二酸化炭素を排出することになっても「利用した分は料金を支払っているんだから」と、超快適に冷暖房を利用する
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人を見下す
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差別する
のは、「人それぞれ」に当てはまらず、身勝手だと思うんだが…。
意見の相違は人それぞれだけれど
自分勝手な他人の意見が通りそうなときに、
「それはフェアじゃない!」
と指摘するけれど、フェアじゃない自分の意見を通したいときには、
半ば強引に自分したいことをする人がいる。これも「人それぞれ」で許すべきことなのか?
※ どうなんだ?幸治君!
学校・会社・サークル、などなど、何らかのコミュニティーで、全てのメンバの思いを実現する事は出来ないから、議論して意見をまとめるときに、自分とは異なる他人の意見に対して論理的反論が出来ない時に、
「人それぞれだから(意見まとめなくて良いんじゃない?)」
「人それぞれだから(僕は自分の意見を主張し、異なる論は聞かないよ!)」
っていう人ってぇのも時々お目にかかるが、本人は、
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人それぞれだから、あんたの論理的説明さえ聞かないよ!
と言う態度が
民主的であるとさえ言う。これも「人それぞれ」で許されることなのだろうか?僕には、
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民主主義のふりをした、非民主主義な、単なる迷惑、でしかない
と思うんだが。
※ ここで、今までの人生で出会った、こんな身勝手で迷惑なことをする人たちの名前をここに掲載!なんてしたくなってきたが、まぁ、我慢しよう。
議論すべき場で、
と言う選択をしたならば、その場で決定したことに従うのは
当然だと考えるが、このようなルールに対してさえ、
という人もいる。ずるいね!困ったことだ!
また、議論すべき場で、
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論理的に反論出来ない
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論理的に自分の意見を言うことが出来ない
のは、
ということなんだろう、とも思うが、
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論理的に反論出来ない
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論理的に自分の意見を言うことが出来ない
からといって、
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自分の意見は主張するけれど
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相手の意見は聞かない
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しかも「議論はしません。」と拒否する
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結果的に、強引に自分の意見しか通らないことにする
人もいる。困ったことだ!
衣食足りて礼節を知る
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過去な環境で生きてきた民族は、信用しない・疑ってかかる、いう文化を持つ傾向がある
ようだ。時間のスパンをもっと短くして見ると、
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過去な環境で人生を送ってきた人は、信用しない・疑ってかかる、いう考えを持つ傾向がある
といえるようだ。
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他人からひどい仕打ちにあった事ある人は、他人に対してひどい仕打ちをするようになる
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他人から思いやりを得たことのない人は、他人に対して思いやることが出来ない
ということか?。
ということで、初めて「ほかの人を思いやることが出来る」ということか?。
初出 Jan 16 2008
最終更新日 Jan 16 2008