今日の恭麿
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ここ、毎週土日に札幌の病院に来ている。経費をかけたくないので外食をなるべく控えるように、フードセンターというイーオン系のスーパーに通っている。

「ママー、ママー。」
と母親を呼びながら買い物篭の乗ったカートで遊んでいるガキがいた。近くに母親の姿は見えない。遊んでいる子供の声が聞こえているから安心しているのだろう。しかし、迷惑ではある。

「保護者はどこにいるんですかー?やかましいですよー。!」
と店内に響く大声で呼んだがどなたも来ない。

そのうち、コーナーを曲がったガキの姿が、僕の視界から消えたとたん、
がちゃーん
と音がして、ガキが泣き始めた。どうやら転んだらしい。

すると今までどこにいたのか、母親らしき女性が来た。

転ぶ前の注意も聞こえているのに、転んでから来るのは遅い。お店やほかのお客にも迷惑である。さらに、最近は略取・誘拐も流行である。このような母親は、札幌特有のものなのだろうか?

病院に戻ると、ある病室でガキたちが騒いでいる声が聞こえた。入院している患者の孫にあたるガキたちなのだろうか? 母親は周りの迷惑になっているのを気付かないのかあまり叱らない。

「ここは病院ですから、静かに出来ない方はご遠慮願いますか?」
といわれないと判らないのだろうか?

「子供だから騒ぐのはあたりまえ。」
とでも思っているのだろうか?

病院は案外汚いところである。薬品に対して耐性を持った菌も多い。抵抗力の弱い子供を連れてきて、MRSAに感染してもかまわないのだろうか?

患者が望んだとしても、診療目的以外で幼子を病院に連れて行くべきではない、と考える医療機関も多い。 このような母親は、札幌特有のものなのだろうか?



更新日:DEC 14 2003



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