cisco-japsというメーリングリストがあります。メインはこことなっていますが本体はここです。

ここに参加している一部の技術者だけのことと思いますが、
　「Cisco技術者のWindowsに対する知識ってこの程度かい？。」
と思うことがありました。これはメーリングリストですから
　「どなたかが回答していて間違いが無ければ何も書かない。」
というスタンスも可ですから、レスポンスが全く無い場合以外には、その知識が疑われるのは一部の質問者と回答者である、と考えた方が正解に近いのかもしれません。

※　Cisco技術者･････Cisco社に勤務している技術者という意味ではありません。Cisco製のネットワーク機器を用いたネットワーク設計をする方や機器の設定をする方の事です。

「MCP程度ではね〜、プロとしては不充分ですよ〜。」
とか
　「何か資格とかお持ちですか？あ〜ぁ、MCPですか。それじぁねぇ〜。」
などと言ってMCPを見下すCiscoエンジニアっていらっしゃいますね。僕の経験ではずいぶん多いと感じます。MCPを１つも持っていないのにMCPを見下す、中にはCiscoの資格も持ってない方もいらっしゃいます。まぁ、確かにTCP/IPネットワーク設計やCisco機器の設定をする知識は一般的なMCP取得者よりはしっかりしています。だけど、Windowsについての知識となるとMCPよりは貧しいですねぇ、と感じます。まぁ、毎日触れているPCなのだからWindowsの資格なんか持っていなくてもエキスパート、と思っているんでしょうね。日本に住んでいる日本人ならば日本語のエキスパートで外国人相手の日本語講座の講師になれる、と考えている方が多いのと同様でしょうかね。

ケース1

接続するのは仕様ですね。これだけの情報では環境がどのようなものか判りませんから、憶測で2つの原因（理由）を述べましょう。

1. このネットワークの名前解決にWINSを使用し、当該クライアントはWINSクライアントである。この場合、マシン起動時自動的にWINSマシンに自分自身のIPアドレスとNetBios名のエントリを登録し、シャットダウン時にも自動的に自分自身のエントリを削除しますから、自動接続がおこるのは当然のことですね。
   
   
2. このネットワークがNTドメインを構成している場合、ドメインのメンバーであるマシンが起動時とシャットダウン時にドメインコントローラーにアクセスするのは当然のことですし、クライアントを操作している方がドメインのメンバーであるユーザーアカウントを使用していればログオンとログオフ時にもドメインコントローラーにアクセスするのは当然です。ドメインコントローラーがドメインのメンバーのイベントを管理していますから。今回の場合はクライアントはWindows9xということですからドメインにこのクライアントコンピューターへのコンピューターアカウントは存在しませんが、使用者はドメインのユーザーアカウントを利用しているでしょう、きっと。監査を有効にするとイベントビューアーでこれらのイベントが見えます。