トンカツはCTUだ
以前に別のドキュメントでチーフって何だ?チーフと呼ぶな!を書いた。今回の組織も同様で
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当日になってから「体調不良で休みます。」を月に数回。(今日も来るのかどうか判らない)
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遅刻はざら。
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朝のグループミーティング後、まずタバココーナーへ。
※ これをやられると分隊メンバーは毎朝の分隊ミーティングもできないので予定が立たない。
なんてことなのにもかかわらず、分隊長に任じられている人ってかなりいる。
常識的には、
なんて人が分隊長になるもんだと思っていたが、どうやらそうではないらしい。現実にはとてもその様でない方もかなり分隊長を長期にわたって任ぜられている。しかし以前に中隊長が、
「分隊長は名誉職だ!」
なんて言っていたのだから、マネージメント能力・豊富な技術知識もあながち間違いでもないようだ。それならばなぜ、
「こいつの勤怠態度では分隊長っておかしいだろ?!。」
と感じる人事が行われているのだろう?
僕は以前は
「(他社の人間ではあるのでその人事にはとやかくは言わないが)中隊長はお客様企業の管理職であってもマネージメント力に疑問符なのだ、とか、中隊長が技術オタクで人を見る目が無いのか?」
なんて疑っていたのだけれど、どうやらそうでもないらしい。
実は、分隊のメンバー構成や分隊長の人事は参謀本部が立案しているということだ。中隊長はその案を承認するかしないかだけ。そのような立場であればよっぽど納得できない構成でない限り、全面書き換えなんて事はしない。部下の仕事は部下に任すというのは出来る管理職がする事。人を育て、人に任せないとより大きなミッションはこなせない。
ということから小隊の人事について僕の感覚と参謀本部の感覚には大きな相違があるということがわかる。
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毎朝、就業時間中なのにも関わらず、小隊の朝礼後に分隊朝礼をはじめないで、まずタバコを吸いに行く。そのためお仕事のスタートが後にずれる。
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ミッション遂行のスケジュールを立てない、立てられない。
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「今日やっていただくことは・・・」なんて指示内容も場当たり的にその場で考える。
※ 分隊として職務遂行能力が高く、参謀本部提示のスケジュールに追いついてしまっている場合にも、その日にこなす予定をその日に考えるというケースもある。しかし、当該ケースは2〜3ヶ月の長期の予定でミッションを遂行するケース。
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期日はいつまでであるから・・・来月までにはここまで出来ていないと・・・、
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今月にはここまで出来ていないと・・・
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来週にはここまで出来ていないと・・・
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今週はここまでしよう、
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今日はここまで来たから明日はこうしよう、
なんて考えるのが普通だと思うが・・・。
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分隊長というものは自席で一日を過ごすもんだ、作業はしない、とばかりに一時間で出来そうな書類上の検証・検討・etcを一日かけて、しかも23時過ぎまで残業して、なんて事をする。
※ コスト意識無いよね!
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「何かを得る」というその何かを具体的に頭に描いているのならば、本来出席メンバーではないのだけれど、他部署との会議に出るのは意味があるだろう。しかし、そのような目的をもたず、ただ漠然と「何かを得れるかもしれない。そうでないかもしれない。」程度で、「僕は分隊長だから情報収集で会議に行ってきます。」という。
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組織のけじめというものもあるからか、小隊長や参謀本部からの情報提示も、分隊メンバー直接ではなく、分隊長経由となる。単に右から左へ情報を流す程度のものについても分隊長を経由する。分隊メンバーに情報を開示するかしないかが分隊長の権限に任せられる。これが一種の権力となり、「分隊長って偉いんだもんね〜。」という錯覚を生む。で情報はこない。
※ 中隊長が以前、「分隊長は名誉職だ!」と言ったことから、本来はそうなのだろう。しかし、名実共にそれに当てはまっている分隊長ってどの程度いる?
以上のような分隊長の管轄する標準分隊に4ヶ月間配属になったことがある。その間何の活躍も出来なかったし、情報にも飢えた。だからといって「情報が無いから何も出来ない」といういいわけもしたくなく、自分でイレギュラーに情報収集した。中隊長の何らかの意図があって、この分隊が担当するミッションに僕を関わらせたかったという事を聞いていたが、具体的にはそのミッションは何だったのか開示されなかったし、結果として何もしていなかったので、中隊長のこの配置は失敗だったと言わざるを得ない。
それよりも、このような無能な者を分隊長とした参謀本部の案に問題があると考える。もっとまともな者、例えばKJとかKSOとかUZならばどうだったろう?、きっと僕も中隊長の意図通りに活躍できたことだろう。
でその4ヶ月間のうち最初の2カ月だけは、分隊長に対して、
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分隊朝礼を済ませてからタバコを吸いに行ったら?
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毎日の予定(To Do List)を前日中に分隊全員にメールしたら?
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3ヵ月先までの予定を工程表として書き上げたら?
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昨日は何をしたの?今日は何をするの?明日は何をするの?
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他部署との会議に出て何を得られるの?何を得てくるつもり?
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「う〜、判って下さい。」ではなく、こちらにわかるように論理的に説明して!。こちらがあなたの言いたいことを判ってあげちゃう等という楽は期待しないで!。
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etc,etc,etc,・・・
を随分厳しく訊いた。虐めのようにも見えただろう。理解できない人は、「この分隊長はうつ病になる。」なんて言っていたかも。しかし、これをやらないと、でないと、こちらも仕事にならなかったから。これで随分この分隊長も鍛えられた(ハズ)。合格レベルに達したかどうかは別にしてだ。4ヵ月後に僕が離れてからも分隊長をやっていたが、まだまだだと言わざるを得ない。
であるお酒の席で、この分隊長を鍛えたという話と、このときに僕は自分で情報収集をやらねばならなかった話になった。これらのお話を聴いて、
「(この分隊長は鍛えられたのだし、あなたも自分で情報収集できたのだから)それならばそれで良いじゃない!」
と発言した参謀本部付きのメンバーがいた。まぁ、この発言だけでこの方に、
が無いことが明らかだけれどね。お酒が入っていた席とはいえ、この発言は無いだろ!って思う。なぜならば、
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参謀本部の人事案は、僕がこの分隊長を鍛えることも想定していたのか?そんなことまで考慮していないだろっ?
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参謀本部の人事案は、この分隊長が情報を小出しにして分隊メンバー自らが情報を集めに行かねばならない、なんてことも想定していないだろっ?
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更に参謀本部の人事案は、分隊メンバー自らが情報を集めに行く能力の有無を考慮して決めた人事ではないだろ?
ということだから。何をもって偉そうなことを言えるのだろう?
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そこまでの負担を他人に強いるものか?
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メンバーには本来の業務であるエンジニアとしてエネルギーを消費させるべきではないのか?
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そこまで偉そうなこと言っているのならば、あなた方がメンバーの教育・マネージメントをやるべきではないのか?
ということまで考慮しての発言なのだろうか?/とてもそうとは思えない。そこまで考慮していないのだったら、
「(それならばそれで良いじゃない!」
と発言するな、だある。
どうやらここにも強烈な勘違いが発生しているようだ。
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「中隊長には、一分隊メンバーとしてのお仕事をさせて下さいっ!て言ってみたら、おまえは参謀本部付きだ、といわれた。」とか、
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参謀本部のメンバーとして小隊の人事に意見を言う・案を出すという事をしている、
と
「あたしの能力って一分隊メンバーだともったいないということかしら?
やっぱりあたしは優秀だから参謀本部付きなのね?
だからあたしって(僕って)分隊長たちよりも偉い?!
きっとそうだわ、そうに違いない!
あたしって頭も良いし〜、美人だし〜。」
なんて思うようになってしまうのだろう。
嗚呼、何たる勘違い
参謀本部はこのページの冒頭に述べたような勤怠態度に問題があるような者を分隊長にするだけでなく、
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コスト意識が無い
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切戻しを考えない
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想像力が無い
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論理的でない
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現場経験が無い
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ユーザ経験も無い
という者を分隊長にして、やっぱり無駄に時間を費やして、残業ばかりせざるを得なくなってきて、それでも夜遅くまで働くから
偉い!なんて思っているようでは、やはり参謀本部はCTUだな、と思う。
お酒の席にいた小隊長KRと2人のトンカツメンバーは理解できたかどうか判らぬが、R小隊長は僕に対して、
「評価はしていますよ。」
と言ってはいたが果たしてそうだろうか?賃金としては破格の額を頂いているのは確かだろう。だからどこかのどなたかが僕を評価していたのだろう。しかし、その額は参謀本部で決められるものではない。もっと別のところで決まる。言葉だけではどうとでも言える。そうなると僕は参謀本部からは評価されているとはとても言えない処遇ししか受けていないと感じてしまうのだ。
※ 次のような例がある。
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その年の7月に「この人事は1ヶ月限定。一ヵ月後に又改変する。」という言葉と共に人事発表があり、僕も(久しぶりに)分隊長になった。
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そして一ヵ月後の人事改変で分隊長でなくなったのは僕だけであった。
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そして配属となったのは朝礼もしないでタバコを吸いにいく分隊長のいる分隊であった。
こんなことがあると、やはり
評価されていないと考えるのは当然だと思うが・・・。
連隊長への「活躍したい」という直訴が効いたのかどうか知らないが、4ヶ月で無能な分隊長の元を離れる事ができた。5ヵ月目が決まっていたら辞めていた。
※ 「休まず・遅れず・働かず」というダラリーマンをしたくないから会社を作ったのでね。
あのときに無駄な時間を4ヶ月も経ずに活躍出来ていたら、お客様であるこの組織とも、お互いにメリットがあっただろう。
本来、トンカツは各分隊が気持ちよく、効率よく動けるようにサーバントであるべきではないか?
トンカツは偉い!とか、参謀本部付きであると偉い!とお客様企業の方が考えるのはよしとしても、業務委託できている方々がその様に思うのをよしとしてはいけないと思う。本来、トンカツは各分隊メンバーが気持ちよく、効率よく動けるようにサーバントであるべきではないか?と考える。毎度同じようなことをやらずに済むように、IDとPWを管理し周知しておくとか。参謀本部でさえ把握していないのに、
「どうにか調べてそちらでやってよ!」
ではないと思うのだけれどね。
で、一般ピープルがトンカツを理解し、トンカツも勘違いしない方法を考案した。時間をずらした持ち回り制である。同時期に複数のメンバーが交代となると業務に支障が出るであろう。そこでこれはシフト制にする。
まずは、皆に経験させること!
僕は、KJとKSOを推薦するけれどね。
間違っても、勤怠に問題がある者を分隊長にしてはいけないし、このシフトメンバーにしてもいけない。本来、勤怠に問題があるものはお帰りいただくべきではいだろうか?
次回に続く・・・
以後の予定、
今週のお願い
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やりたくないことはしないで、分隊から離れて他分隊のやはりおサボリメンバーとくっちゃべりをしています。
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それでも、僕ってR小隊長とゴルフも行く仲ですから、クビにはなりませんよ!
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ここって(好きなことだけお仕事としていればいいのだから)楽で良いですね。ずっといたいですね。
なんていって仕事もせず隠れて遊んでいる人がいます。
お帰りいただきたいです。
「良いじゃん。他人は他人、自分が真面目にやっていれば良いんだから。」
そうでしょう。そうかもしれません。しかし、全員が立派な精神を持ち合わせているのでもありません。少なからず
モチベーションが下がります。これを自己解決って言ってもそれは駄目でしょう。それともこの方に
お帰りいただく事が出来ない何か理由があるのでしょうか?
最終更新日 23 JAN 2005