今日の恭麿
HIEDA NET Corpration
 > これは変だよ  > 経歴書の書き方


 

7月にはある企業の技術主任という方と会い、
 「今回のお仕事に関係するところだけピックアップして説明してください。」
ということがありました。それでは、とこちらの判断でこんな事を訊きたいのかな、あんなことかなと、今回の案件に関係ある経歴を述べていると、説明をさえぎって
 「違う!」
 「そうじゃなくて。」
という。何回かトライしましたがお気に召さないらしのです。こちらはテレパシーや読心術といった超能力は持っていませんから(通常、皆さんも持っていないですよね?)、この技術主任さんが期待する回答が見えず説明を途中で止めました。

ただ単に、
 「サーバー管理の経験はありますか?」
では無く、どのようなことを言ってほしいか想定しているのならば具体的に、
 「バックアップツールはどれを使用していましたか?」
 「テープドライブは何を使用していましたか?」
 「ラックにサーバーを設置したことありますか?」
 「ネットワーク監視ツールは何を使用していましたか?」
 「今までに出会った障害はどのようなものでどのように対処しましたか?」
 「それは経歴書ではどちらの案件ですか?」
などと具体的にでも言えばそれに対して対応も出来るのですが。アバウトな質問をしておいて想定した回答でないと回答者の非のごとく扱うのですね。クイズYes or Noをやっていんじゃないのですがね。いくらお仕事を出す立場といってもこの扱いはひどいですね。人手が足りない・仕事を任せたいということで打合せになったはずなのに、その気も無く面接して遊んでいるようです。
 「あなたの質問は答えがいくつも用意できる幅広い質問です。」
ということにご自身が気付いていないようです。エンジニアとは思えない非論理性です。多分、Active Directryの設定やCisco IOSの設定なんか出来ない方でしょうね。

次回からはStarTrekのVoice Computerのように
 「質問の情報が少なすぎます。」
 「範囲を指定してください。」
 「具体的に質問してください。」
等と言ってみたいですね。(きっと烈火の如く怒るでしょうね!わっはっはっ(^_^;))

つづく →

最終更新日 08 SEP 2003


 

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