雪が降っていますね
東京で雪が少し積もると、大混乱である。雪に慣れていないから、スッテンコロリンである。これで御年寄が随分寝たきりになる。
骨折 → 入院 → 寝たきり
ということ。
雪を早めに処分する人も少ない。翌日、雪が止んでから、なんて考える。毎度の事なのに、凍結する・凍りつく、という現実をすぐ忘れてしまう。
ということで、車で入れる路地の一番奥である僕が毎度、向かい合い八件分の路地を掃く。自動車を利用したいからね。よその家は路地に面したところに自動車を置かない・持っていないということで、露骨に
「人が歩ければ十分」
という雪かきしかしなかった。最近、ここ数年は、雪かきそのものもしない。
「この路地で自動車を利用するのは天災さんの家だけだから。」
という理由らしい。
で、今回も、まだ雪が降っている時から、二時間おき程度に、3回ほど竹箒で掃いておいた。
雪が降っていますね
夕方、四時過ぎに三回目の雪掃きをした後、しばらくして、何か大きな音が「ドスン!」とした。
まあ、僕は、よそのうちの門も塀もお構いなく道路の雪を両脇にはきよけたのだ。(図の灰色の雪)
Kさんちでは門の前に雪(図の茶色の雪)があったのが気に入らないらしく、図の紺の位置に散らしたのである。まあ、
「お天気が晴れればお天道様のひかりで溶けますから。」
とでもというつものなのかな?。
共用の道路の自分の家の前部分どころか、自分の家の門の前の雪も掃き避けなかったお家が、道路の雪を掃き避けられたあと、門の前だけ雪をどける、ということをして、しかも、図の赤い部分に雪をどけるならまだしも、何らかの意思表示として、わざわざ、紺の部分に掃き避けた雪を集めて散らすというんだから、とんでもないよね。
世界中の不幸の頂点にいるつもりらしい。
まぁ、そんなこんなも人の家の事情それぞれだから放っておく。先の図の紺の部分に散らされた雪も、全部、天災の方に掃き避けておいた。
「右手でした事を左手に黙っておく」という教えを持つ宗教もあるようだが、黙っているのはちと悔しい。だからと言ってKさん家に伝えに行く事でもない。そこで、ここに書いておく。どうせ、この路地に面した八軒でまともにIT化しているのは家ぐらい。PCを持っている家もあと2件のみ。Kさん家にはPCないだろうし、あったとしてもこのページを見るほどスキルないだろうし。
おまけ
夜中に水を蒔いておくと、翌朝には凍結して、つるっとスッテンコロリンするかな?これはこれで多くの人の悩み苦しみを開放することになっていたりして、影でこっそり喜ばれたりして・・・。
当日中の追記:関東で雪が降り続いております
という夜7時のニュース。「かいてもかいても積もっちゃうんで・」ってそりゃ当たり前です。でも止むのを待ってからだと雪かきが大変。まだほうきで掃ける程度のうちに何回も行う。
「お年よりの転倒事故が相次いでいます。」だから家の前の雪を何度も取り除こうよ!。今日は12時・14時・16時・18時と4回既にしたよ。
追記:Jan 22 2006
さて翌日曜日、お昼過ぎに
「カキンコン・カキンコン」
音がする。向かいのひろし(仮名)が
「お天道様に当てれば雪なんて溶けるんだ!」
とでも考えているが如く、自分んちの前の雪を道路上に散らしている。いや〜、溶けずにまた更に氷に変化するだけだと思うけれどねぇ。
追記:Jan 23 2006
で月曜日の朝、氷点下を記録したので更に凍りつき、月曜の夜になっても、ひろしが散らした部分だけ、氷が残っている。
次回からは、八軒共用部分の道路上の雪を、天災が面倒見ることになるのだろう。ヤレヤレ。
※ 天災は道路に面した猫の額程の庭に自動車を止めているので、そこを雪捨て場にしようという考えである。
初出 Jan 21 2006
最終更新日 Jan 23 2006