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住友生命の外交さんが来た

オヤジと僕は住友生命の契約者である。2つの手続きについて「窓口まで持ってくるか郵送して。」なんて馬鹿なことを契約者に対して言う人がいたので、コールセンターに電話して「おまえ等の方から来い!こちらは契約者である。」と言ったのが月曜日。で今日来ることとなっている。

先に述べたNTTの工事があるので午前は出かけない日である。しかもNTTの来宅は当たり前に気付いた。ところが、住友生命は、
  「午前11時20分ごろ伺いましたがお留守のようなので・・・云々」
と書いた名刺がいつのまにかポストに入っている。はぁ〜? どんな小さな声で、ピンポンも押さずに「留守を確認した」のでしょうね?

早速、
  「今日はNTTの電話工事も来たし、彼らは来たことも判った。」
  「しかし、御社の人が留守でしたとどんなに主張しても僕は出かけていない。」
と電話した。未だにどんな留守確認であったのか判らぬ。

住友生命だけでなく旧来の日本の生命保険会社は観光地の一見さん相手のまずくて高いレストランと同じで、契約者を、

  • 加入や転換など、一度契約まで持ってきてしまえば、あとは満期になるまで毎月幾ばくかの保険料というお金を払いつづけてくれる人たち
としか見ていないようで、まったく顔を出さなくなる。加入させるときにも、
  「おじいちゃん元気?!」
とか挨拶していれば自分が売っている商品の説明はしなくてもいいと考えているようである。

僕に転換を勧めてきた人も僕が「メリットとデメリットを具体的に金額と数字で説明して」と求めたら出来なかったし、
  「そんな細かいこと訊いてくる人はいない!」
とこちらが変人扱いされてしまう。

この転換を進めてきた人、
 「世間では転換と言うととても損をすると言うイメージがあるようですが、そんなことありません。是非!」
なんて言ってきた。

更に、
 「いろいろと関わりになりますんで委任状を・・」
とかも。やばいよなぁ。

他所の家にこちらの個人情報をFaxしてしまうし。その人の家では、天災の氏名・年齢まで公開されてしまったのに、
 「取り返してきましたから大丈夫です」
だと。一回公開されたらもう回収できないのが情報なんだ。質量あるものではないから。

転換については、やっぱりこちらの思い通り、「しないほうがメリットある」だった。向こうのお勧めでは、年齢65になってから月々支払う料金が5万円とかになるって代物。収入なくなる年齢でそんな額支払えるか?

更にオヤジの契約のことで電話をかけてきている息子と名乗っている人・・・つまり僕に対して

  • 「この人も契約者かもしれない」という想像も出来ないし
  • 契約者でなかった場合に「契約してもらっちゃおう」という営業努力もしない
  「窓口まで持ってくるか郵送して。」
と簡単にいう。お客様という感覚が無いようだ。

海外から入ってきた生保・損保の対応とはまったく異なるところ面白い。彼らだったら契約者本人からの連絡や相談・残された家族からの手続き・相談には、
  「今すぐ伺います!。」
と飛んでくるのだけれどね。よくこれで今までやって来れたよね。自分の売っている商品とはまったく関係ないことでも、

  • 生涯設計とか、
  • 事故・冠婚葬祭・相続などなど
一般人であるお客様が何でも相談してくるよろず相談者になって、契約者から見て「便利でありがたい存在」になれば自分の売っている商品も売れることになると思うのだがね。どうも日本の生保・保険のおばちゃんというのはファイナンシャルプランナーという資格が民間資格から国家資格になったということが、どんな意味を持つのか理解出来ていないようだね。

最終更新日:26 FEB 2005


 

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