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PC Network Basic Training

MRTGサービス用のユーザを用意する


ここでは月刊Windows Server World4月号では述べなかった、MRTGを起動し自動実行するユーザ設定ついて述べる。

実は月刊Windows Server World4月号で述べたタスクの起動ユーザはカレントでログオンしているユーザがデフォルトで入る。すると、5分に一回、コマンドプロンプトが一瞬出現する。これがあなたのデスクトップであれば、かなり煩わしいと思う。このコマンドプロンプト―実体はPerlで起動したMRTG―を表示させない方法がある。

そこで、バックグラウンドでMRTGを動作させる。方法は、

  1. MRTG起動用のユーザをmrtgadminなどの名前で新規に作る。(Administratorと同様管理者グループとする。※あなたの環境に合わせること。)
  2. 月刊Windows Server World4月号で解説したタスクの起動ユーザを1.で作成したユーザに替える。
これだけである。カレントでログインしているユーザではなく、MRTG用のサービスユーザを利用する事でMRTGをバックグラウンドで起動できる。これでデスクトップにコマンドプロンプトが常時いたり、5分に一回出現する事は無い。

run as daemonは使用しない事!

デフォルトでもMRTGはWindowsのサービスとして登録・5分に一回自動実行できる。
    run as daemon
をmrtg.cfgファイルに記述し、コマンドプロンプト内から
    perl mrtg mrtg.cfg
起動すればよい。但し、この方法では常にコマンドプロンプトが開いている事になる。「最小化すればよい」という意見もあるだろうが、私は邪魔者は嫌いである。


月刊Windows Server World4月号

特別企画の「MRTGでWindowsNetwork監視」を書いた。詳細はこちら

Windows Server World 特別編集号 Windows Server2003システム構築の手引

以前書いた「MRTGでWindowsNetwork監視」「Windows ネットワークトラブルシューティング」が再録。詳細はこちら

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最終更新日2004年10月03日
 どこがかわったかって? 教えないよ!!