ネットワークでセキュリティというと通常は
暗号化 認証 ファイアーウォール アンチウィルスソフトなどの
セキュリティ・テクノロジーを指すでしょう。
今回はそのようなセキュリティーテクノロジーの仕組みや実装の仕方ではなく、
もっと身近なWindowsやIEをオペーレーションする上でのセキュリティ意識についての話です。
インターネット上のページではユーザーをIDとパスワードで認証するときに、
のようなメッセージダイアログが表示されることがあります。認証された後は、
のようなメッセージダイアログが表示されることもあります。
これらのメッセージダイアログを、
「その都度処理するのは面倒だ。」
ということから二度と表示させない設定にしてしまう方もいます。
もし二度と表示させない設定のWindows PCで、悪意を持ったサイトをそれとは知らずに訪れたときに、
セキュリティで保護されているページからそうではないサイトへ移動する際に、
そのことをユーザーにわからないように悪意を持った仕掛けがあるページへ誘導していたとしたら、
ユーザーにとっては心の準備なくその仕掛けの餌食になってしまうかもしれません。
そこでメッセージダイアログ表示によってユーザーに注意を呼びかけ、
「ここから先は(ソフトメーカーやハードメーカーのせいにするのではなく)操作しているあなたのリスクでページを閲覧してください。」
ということになっています。メッセージダイアログのチェックボックスにチェックを入れるかどうかもユーザーのリスクで決定します。
WindowsやInternet Explorerにはこの他にもたくさんの警告・情報等のメッセージダイアログがあります。
Windowsの操作中に何らかのメッセージダイアログに出会ったら、そこに表示されている文字列をよく読んで、
自分のリスクで対処しましょう。
表示メッセージを読みもせず、なんでもかんでもOK OKクリックで、思わぬ結果に出会ったときに、
「どうしましょう?どうしましょう?! 先生! これっどうしたらいいんですかっ?!」
って、そりゃ どうにもならないですよ。
それでは、腕試し!
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