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通信データーの伝わり方 Routing2

ルーティング

ルーティングとは任意のネットワークから別のネットワークへパケットを転送することで、 インターネットワーキングを構成する最も重要な要素である。そして、そのルーティングを行う機器が ルーターである。ルーターはネットワークインターフェースを複数もち、それぞれのインターフェースに 届くIPデータグラムのヘッダにある宛先アドレスを見て、自分の持っているルーティングテーブルに従い、 適切なインターフェースに送り出すのが基本的な機能である。

ルーティングテーブル

ルーティングテーブルとは、コンピュータネットワーク内に存在する各コンピュータのIPアドレスと そこに向けてパケットを送り出した場合に、次の転送先のルーターを対応させた一覧表 (ルーティングテーブル)のことである。

IPネットワーク上のホストは全てルーティングテーブルを持っている。送信ホストは自分の ルーティングテーブルを見て、「宛先が同一ネットワークなのか別ネットワークなのか」を判断する。 別ネットワークの場合、その同一ネットワークから外部への接続を持つルーターへパケットを渡す。

ルーターは自分のルーティングテーブルと、受取ったパケットのIPヘッダに記述された宛先IPアドレスを 見て、適切な転送先ネットワークを決定しパケットを転送する。 但し、そのルーターが属するネットワーク内のコンピュータが宛先であれば、別ネットワークへの接続を 持つルーターには転送せず宛先コンピュータに直接届ける。


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最終更新日2003年02月15日
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