Internet Infromation Service

IISとは

Microsoft Windows Operating Systemに標準で用意してあるwebサービスである。製品としての最初の実装はWindows NT 4.0 Serverに搭載されたInternet Infomation Server 2.0である。以後、NT4ではIIS4.0まで進化した。Windows 9x/Me系列でもPersonal web serverとしてオプションもしくは標準で用意された。Windows 2000 ServerでIISは5.0となり、略称のSの部分もServerからServiceに変わった。Windows Server 2003ではIISのバージョンは6.0である。

IISはよくunix互換OSをプラットフォームとするHTTPサーバーであるApacheと比較される。ApacheにはWin32版もあり、IBMがこれを元にカスタマイズしたIBM HTTP Serverなるものもリリースしている。しかし、IISはHTTPサーバーとしてだけではなく、FTPサーバー・SMTPサーバー・NNTPサーバーとしての機能も実装している。(NT4時代のIISはgopherにも対応していた。)Microsoft御謹製のExchange Serverも2000以降はIIS5.0/6.0のSMTPを利用している。

IISのインストール

1. コントロールパネルより、「プログラムの追加と削除」をクリックする。
2. 「プログラムの追加と削除」では「Windowsコンポーネントの追加と削除」をクリックする。
   ここまでの手順は、標準サービスのインストールを参照のこと。
3. 「アプリケーションサーバー」を選択し、「詳細」をクリック。
   
4. 「インターネットインフォメーションサービス」を選択し、「詳細」をクリック。
   
5. 「WWW(World Wide Web)サービス」にチェックをする。自動でその他の必要なサービスにもチェックが入る。
   
6. OKで閉じる。
7. OKで閉じる。
8. Windowsコンポーネントウィザード画面に戻る。ここで次へをクリックするとファイルのコピーが始まる。
   
9. Windowsコンポーネントウィザードの完了画面の表示でインストールは終了である。

IISの設定　つづく･･･