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月刊Player 5月号(3月末日発売)に書いてあったことで、どう扱うか?の時機を見ていて今回発表する。

やっぱりPlayer誌には良いことが書いてあるね!

SEX MACHINEGUNSのギタープレイヤー・ANCHANGが講座を連載しているんだが、そのなかで、

当たり前のことでありつつ、意外とアマチュアの方に出来ないことの一つとして言っておきます。スタジオに入るまでには確実に曲を覚えてくる、もしくは譜面やコード進行などを書いたものを持ってきて、すぐに演奏できるようにしてくるということ。

昔レコード会社のディレクターに怒られたことを思い出しました。

「練習スタジオと言うのは音を合わせる練習をするところだ!」
と。当時のメンバーが不得意なフレーズを何度も練習していたため。出来ない部分があるうちはスタジオに行く資格がないと言うこと。なぜなら、そんな練習は家で、もしくは個人で出来ることだから。一つ一つのフレーズよりバンドとしての噛み合わせをチェックする方がスタジオでは大事ってことですよね。もっと簡単に言えば時間の無駄になってしまうからなんです。

と書いている。(部分抜粋)

僕が高校生のときからこのPlayerという雑誌を読んでいるが、当時でも「読者の声」的なページで、バンドを組んでいる人たちの、

お互いの時間をやり繰りしてスタジオ予約して、お金がかかっているのに、

  • 曲覚えてこない
  • 家で練習してこない
女の子バンドではさらに、
  • デートを優先して練習に来ない
という不平・愚痴は書かれていたものだが、科学技術は進歩しても人間そのものはそんなに進化していないんだな、と感じた。

毎度毎度、曲覚えてこない

ここ二ヶ月間何の音沙汰もないバンドを年という単位でやっている。もちろん、僕も含めて何人かのメンバは家で練習してくる。曲を覚えてくる。ソロパートを譜面に起こしてくるメンバもいる。

してこないメンバも複数いるので、スタジオの予約が決まると、

  • 今度の練習ではどの曲やる予定?
  • 一夜漬けで練習してくるから
    (実際は毎日練習しているので天災に一夜漬けはない。)
とメールを出し、
  • この曲とこの曲をやる
と他メンバーの反応を起こさせる。にもかかわらず、やっぱり曲覚えてこないメンバもいる。

この五月にメンバの仲本君に、半分脅しで

毎度毎度、

  • 譜面持ってこない
  • 曲覚えてこない
  • 家で練習してこない
人たちがいるけれど、君の方からそっと注意しといてくれないか?
と面倒なことを頼んだ。仲本君、承諾しないように見受けられたが、次の練習時に
  • 毎度毎度、譜面持ってこないメンバ
が譜面を印刷して持ってきていたから、仲本君、注意を伝えてくれていたようだ。流石だ!

メンバには、曲構成図・構成表を読めない・見ない・全部暗記で対応しますという人がいて、その事実が判ったときに、

  • 信じらんない!
と某メンバが驚いていたが、そのような曲構成図・構成表を読めない・全部暗記で対応しますというメンバに対して、
  • 如何にバンドオリジナル曲を覚えしてきてもらうか?
を考えみんなでサポートするのがバンドメンバ、と天災は主張した。ギャラを支払ってバックミュージシャンとして彼に来てもらっているのではなので。

正直、曲構成表・構成図を読めないよりは読めるほうが話が早い。全員が読めるメンバで構成しているバンドのほうが有利だ。でも、そのようなハンデもメンバ全員で克服するのがバンドだろ。

それ以来、天災は、

  • 新曲はデモを作って事前配布、
  • 練習時の様子を録音して後でファイルとして公開
という方法を出来るだけやってみたものの、曲構成図・構成表を読めない・見ない・見ようともしないメンバが、
  • 毎度毎度、曲覚えてこない
  • 毎度毎度、家で練習してこない
タイプだったので、ここまで読んでいる読者の予想を裏切ることなく、
  • 新曲のデモを事前に聴いてこない、当然覚えていない、
  • 前回練習時の録音ファイルを聴いてこない、当然覚えてこない、同じミスをする、
  • 前回練習時の決め事も忘れている、
という状態。毎度練習が同じ内容で進歩なし、時には、前回より後退、なんてスタジオ練習になってしまった。

メンバのオリジナル曲・バンドのオリジナル曲をデモとして用意する、受け取り方は受け手のメンバのセンスに左右される。

曲作りをしない、かつ、センスの無いメンバにとっては、メンバのオリジナル曲・バンドのオリジナル曲も既成の市販曲と同じ扱いであり、お金のかかったクオリティの高い既成曲とサウンドクォリティはそんなでも無いデモを比較し、判断される。

そこには、

  • バンドとしてこのオリジナル曲をどのようにアレンジして完成度を高めようか?、
という視点は無く、
  • デモのクォリティがその曲の完成度
として判断される。バンドのメンバでは無い人たちがするならば、
  • そのような判定もあり、
と思うが、それと同じレベルで判定するならばバンドメンバとしてのミュージシャン修行が足らないと考える。

曲作りをしなくてもセンスあるメンバは、メンバのオリジナル曲・バンドのオリジナル曲を既成の市販曲と扱いを変える。サウンドクォリティはそんなでも無いデモでも、想像力豊かにして聴く。そこには、

  • バンドとしてこのオリジナル曲をどのようにアレンジして完成度を高めようか?、
という視点がある。

練習後の反省会もない

別に反省会が居酒屋でなく、お金のかからないスタジオのロビーでもいいと思うのだ。

しかし、音出しの予約時間開始ギリギリに集まり(時には遅刻もされて)、音を出した後はすぐに解散では、

  • 今日のこの曲のソロ、良いフレーズだったね、とか、
  • 今日のこの曲、全然まとまっていないね、とか、
  • この曲、アレンジしなおして雰囲気変えよう、など
打ち合わせしないので、毎度毎度進歩がなく同じダサい失敗を繰り返し、なんてことになってしまった。その日、自分たちがどんな音出していたのか省みないので何時までも下手なまま。

スタジオはあくまでも練習、そのうちどこかで発表会、と目標を持っていたはずなのに、スタジオで進歩のない音を出すことが目的となってしまったようで。

次の練習いつにする?、に反応なし

昨年四月五月に、メールを出しても丸々二ヶ月弱反応がないことも。

  • 今月は忙しくて参加できません、とか、
  • 来月なら○○日と○○日可能です、など
返事できない理由がわからん。しなくても良いとでも考えているのかな?

「お仕事のメールが多い」ということを数回愚痴っていたが、お仕事のメールでなければ放置しておくのも可、という考え方って僕は出来ない。

スタジオ予約の日に飲み会が決まる

当然、スタジオ予約は事前にメンバの予定を考慮して決めたので、飲み会の予定が決まったほうが後。どちらを取るかの価値観は人それぞれだけれど、メンバ全員に

  • 今度の練習、飲み会と重なってしまい、飲み会の方に出るので練習出られません。
というメール連絡が出来るはずなのに、練習に出ない理由が理由だからか、連絡が来ない。
  • 練習に出るメンバの一人に口頭で伝えたから全員には知らせないでも良いでしょう
とでも考えているような行動。しかも口頭で伝えたのが当日らしい。練習に出るほかのメンバはスタジオに来て初めてそのことを知ることとなる。なんかとっても変!

本人や家族が急に病気になったとか事故にあったと言うことならばともかく、その飲み会も事前に予定したことだろうから事前に欠席連絡できたはず。当日になってメンバ全員が知ることとなるなんてことは間違った方法だよね。

予約の当日キャンセル・前日キャンセルにはキャンセル料金がかかる

旅行やホテル・レストランの予約を当日や前日にキャンセルするとキャンセル料金がかかるのが一般的。練習スタジオも例外ではない。ところが、

  • 急なお仕事だから、今日(もしくは明日)僕は練習にいけません。キャンセルしてください。
と言ってくるメンバがいる。まあ、それ以前から決まっていたバンド練習を差し置いてお仕事を取るか・どうか?っていうのは、人それぞれの価値観だけれど、当日練習に集まったメンバのみで割り勘でスタジオ使用料金を支払うと、ドタキャンしたメンバの分を練習に集まったメンバで負担することとなる。ドタキャンメンバは
  • 後で自分の分を負担する、
という考えもないらしい。どうやら、
  • 楽しめなかったのだから、その料金支払う言われはない
とでも考えているようだ。

当てがないアイデアをいう、

まだメンバが3人だったころ、

  • キーボードプレイヤーとかなくて大丈夫でしょうか?
と当てのないアイデアを言って来たメンバがいた。もちろん当てがあればよい。で、
CreamもBBAもJimiHendrix Experienseも3人でした。
「できなくは無い!」
と思います。

もちろん、どなたかご紹介いただけるのであればWelcomeです。
と返事した。すると、
鍵盤は、ちょっとこころあたりがないですね。
という回答。当てが無いのに言ってくるとは、
  • 言えば誰かがどうにかする、自分ではないけれど、
と思っているのだろうか?

北浦さんはこのメンバのことを、人格者、と褒めているけれど、どこが?

今日ここで紹介したエピソードにすべて該当するメンバが一人いるんだが、何故かそのメンバのことを北浦さんは、

  • 人格者のあの人がいるから、バンドとしてまとまっているんでしょう
と褒めていた。この話は今まで複数回聴いていて、そのたびに
  • うんなこたぁないよ。彼が一番不真面目だよ、
と説明してきたのだが、北浦さん、理解出来なかったようで、何かの飲み会のとき、このメンバさんに
  • 人格者のあなたいるから、バンドとしてまとまっているんでしょう
とお話したらしい。6月に某駅前のミュージックパブでこのメンバとカラオケをした。そのときに酔っ払ったこのメンバさん、
  • 僕がいるから、バンドとしてまとまっているんだよ
北浦さんのセリフそのままにお店の女の子に説明している。あっ!そう?

まあ、自然消滅してしまうんだろうなぁ

こっちがメール出しても連絡来ないもんね。このままバックれちまうってつもり何なだろうか?まぁ、そんな人生も人それぞれだから、

  • どうぞご自由に
だけれども、人格者と威張ったのだから、こちらとしては当然それなりのことを期待してしまうのだ。やる気無かったらそんなこと言わなきゃいいのにねぇ。何の反応も示さずほかのメンバが
  • 不安になる
  • 疑心暗鬼になる
とかって人格者ならば判ると思うんだけれど。← ここ、ちょっと皮肉だ!

論理的には、

そんなことも考えられない・気づかない

本人や北浦さんが言うほどの人格者ではない
だよ。

まぁ、組織ぐるみで「あいつと付き合うな!」命令が出ているかもしれない、なんて事情はあるかもしれないが。
※ 例えそうだとして、生活がかかっちゃてるんで義理を欠く人生を選ぶのがダラリーマンてか?情けねぇなぁ。

ここに書かれたことをそのうち噂に聴いたり直に読んだりするのだろうが、もちろん、

  • 見なかった・読まなかったことにする
とバックレることも出来る。

あるいは、ここに書いてあることがまったくの出鱈目、本当は・・・、と自己正当化し天災を悪く広告宣伝することも可能。事実は天知る、地知る、己知るであるから、

  • 自分にも嘘をついて誤魔化す人生を選択するのもどうぞご自由に
だ。

えっ?天災人格者か・どうか?自分でどのように思っているかだって?僕は性格破綻者だよ。だから、黙って放っておけば良いじゃん?と大人が考えることでも、お前はずるい奴だ!と突きつけるようなことを書いている。

同じ辞めるんでも、一言いう、って出来ないもんかねぇ?

初出日 04 Sep 2007
最終更新日 04 Sep 2007


 

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