この手の話は考えても口に出さない・発表しないということが美徳らしいが、被害者・遺族側の発言ならば、無条件で許されるとは考えないのでね。
(遺族たちから袋叩きに遭うかもね)
JR宝塚線脱線事故の車掌 遺族らに手記発表(2007年06月09日)
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あまりにもむごい光景でパニックになり、指令からの問い合わせに意味不明に対応した。
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他のお客に指摘されて始めて脱線に気がついた。
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現場で何をして良いか判らず、担架で運ばれる上客にただただ頭を下げて謝るだけだった。
というもの。
でこの手記について遺族の方が
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車掌は事故直後適切な対応をとっていなかったことが判る。
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JRがちゃんと車掌を教育していたかどうかも疑問だ。
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こんな電車に乗って妻が亡くなったかと思うとやりきれない。
という。
それじゃあ、あなたがたは冷静でいられるのかい?
遺族は親しかった人を亡くし悲しんでいるのは判るが、このような事故現場で、事故列車の車掌という当事者である人物が冷静でいられるか?と考える。
もちろん、JR西日本はこのような事故を想定していなかったから、事故時の訓練・教育なんてものはテキスト読む程度のものであったろうことは想像に難くない。
航空機事故のとき、キャビンアテンダントは複数乗務しているので、訓練で学んだことをほぼ発揮できるかもしれないが、それでも何人かはパニックになると聞く。
ましてや、このJR脱線事故、現場にいる当番のJR職員はこの車掌一人、パニックにもなるだろう。
ここでパニックにならないような人は、よっぽどの体験・経験・訓練をつんでいるだろう。例えば、
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極秘の特殊部隊員とか
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百戦錬磨の傭兵経験者とか、
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一匹狼の殺し屋とか
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暴力団上級幹部とか
ね。
人が目の前で大勢死んでいるのに、冷静でいられるのか?
大事故で、大勢が目の前で呻き、血を流している、どうやら死者もでているらしい、そんな状況でも冷静でいられるような訓練て、一体どんな訓練なんだ?
軍隊の訓練は、平気で人を殺せること、殺人に慣れることらしいけれどね
初出日 21 Jul 2007
最終更新日 21 Jul 2007