「これって、論理的じゃないな」と感じたことを書く。(やっぱり僕は性格悪いね。)
ある仕事先での事。チーフを20日間だけ命じられた。そのときのメンバーに他チームとの兼任者がいた。どうやら本籍はあちらのようで、こちらのほうをお手伝いと言うことである。
あちらのチームのチーフから、僕がチーフをしているチームの専任メンバーの方に対して次のような申し入れがあった。
「兼任のメンバーへの稼動が発生するときには、直接メンバーに対して依頼せず、そちらのサブリーターからこちらのサブリーダーを通してください。」
というもっともな内容である。なるほど。
僕
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→
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こちらのサブリーダー
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→
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あちらのサブリーダー
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→
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あちらのチーフ
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→
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兼任メンバー
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こういうことね。
ここで、不合理な気持ちを抱いた。その理由を考えると、次のことに気づいた。あちらのチーフからの申し入れシーケンスが、その方が申し入れしてきた内容に合致していないのだ。
あちらのチーフ
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→
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あちらのサブリーダー
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→
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こちらのサブリーダー
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→
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僕 |
ではなく、
だったのだ。
ITエンジニアをしていると、その仕事柄、考え方が論理的になっていくと思う。いいプログラムを書くとか、いいネットワーク設計をするとか、仕事の手順が合理的とか、対象物が論理の塊ゆえ、論理的な思考をする習性が身につくはずである。あちらのチーフもこの仕事についてずいぶん長いと聞いている。仕事もよく出来る人と聞いている。周りの評価が高いこの方が、なぜに今回のような非論理的な行動をとられたのか判らぬ。
チーフをしているエンジニアならば、論理的な行動をとってほしいものだ。そこでやはり日経ITProのリンクを紹介しておこう。是非目を通しておいて貰いたい。
更に、
を紹介する。
まさか、「特権的階級に属しているから、自分が他者に対して要求することを自分は適用除外・対象外」なんて、考えていないよね?
更新日:29 MAY 2004