自動車三台連ねて温泉旅行に出かけた。3ナンバーの車を持っているということで誘われた。総勢10名。
ゆかりちゃんは別な車になり、僕の車はノンべの女性と相模さん。自動車運転免許をもっているのが僕と相模さんなので、途中で相模さんが運転変わってくれるかと考えていたか外れた。
ゴールドだけれどペーパードライバーで運転できないよだと。
で事件は起きた
先頭を行くマツダさんの車が、トンネルを出てすぐのダムの上で、車を道の脇(待避所のようなスペース)に止めた。どうやらダムを見物するらしい。二号車もそれに続く。ここで、二号車がもう少し前進して止めてくれれば、天災の車も綺麗に退避スペースに入るので、窓を開けて、
「二号車はもう少し前へ行って!ケツまで車入れたいから。」
とお願いした。でないとトンネルから出てきたダンプやバスに追突されるなんて危険を考えたから。このダムの上の道路は片側一車線の対面通行なのだ。後ろの車のことを考えられない二号車のドライバー(富士通系の販社で働いているエンジニアということだが・・・。馬鹿だな。)もだらしないな。
ところが悲しいかな、ペーパーの相模さんにはこれが判らない。まだ自動車のケツが道路上に出ているにもかかわらず、さっさと降りてしまった。さらに悪いことに、後部座席に乗っているノンべの女性を紳士的にドアを開けて降ろそうとし始めた。
丁寧に笑顔で言うとこいつ手を止めないと考えたので、
「チョット待った!ドア開けるな!危ない!!」
と怒鳴った。相模さん、何で怒鳴られたのか判らない様子。で逆切れて不満顔である。
「親切にドア開けていて、何が悪い!」
って感じだ。
追突された場合、はみ出て停車していた車の運転手が責任問われる、ということが判っていない。
そして、事故に巻き込まれて旅がオジャンになる、なんて想像力が無い。
相模さん、これ読んだら、キチンと理解して謝りに来いよ!
初出 Nov 03 2000
最終更新日 Feb 24 2007