上石神井のRock Barに行ってきた
午後の19:00開店というはずなのに開いていない。近くの公衆電話から
「本日休みですか?。」
と訊くと
「いいえ、やっていますよ。」
「でもドアに鍵がかかっているし、表のネオン管も電気は言っていないけれど・・・。」
「すいません。今あけます。」
知ったかぶりは嫌い
座席は10席。カウンターのみ。音楽のチョイスも良い。お酒の種類もある。但し価格は安くない。
客は僕一人。1時間ほどすると28・9に見える綺麗なおねえさんが一人では行ってきた。その後、「四捨五入すると40歳」と自称する男性が一人。こいつが知ったかぶりで綺麗なお姉さんと会話を始めた。
ASIAの三枚目がかかっているときに、僕に対しても
「ASIAはYes色の濃いバンドで・・。」
なんて言ってきた。おいおい、元Yesが2人、つまり過半数だったのは2ndアルバムまでだ。その後、スティーブハウは脱退、元バグルズのキーボードのジェフダウンズだけが3枚目でも健在、というだけ。
※ ジェフリダウンズは確かにYesにいたことあるよ。でもDorama一枚だけだろう。Yesのキーボードプレイヤーはトニーカイヤとリックウェイクマンだろうが!
いろいろな意見も様々にあるだろうが、ASIAはベースのジョンウェットンのバンドである。UKから継承している「彼のやりたい音楽(ポップなプログレ、彼はポップミュージックと発言している)をやるためのバンドである。第一期の来日直前に、一時的に脱退・復帰したのも、他の有名メンバーを黙らせるためだろうしね。
という話をしたら、知ったかぶり中年男、他の話をし始めた。
ルディーサーゾの再結成クワイエットライオットがかかった時に、またまた、知ったかぶり中年男、なんか言い始めた。
「うっそー!」
ということを綺麗なお姉さんに話しているので、
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Ozzy Osborneのバンドにいたランディーローズがかつていたバンドがクワイエットライオット
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当時はアイドルポップバンド。ベースにルディーサーゾ。
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ルディーサーゾはOzzyのバンドに加入。Ozzyのライブアルバム、Tributeはこの3人とトミーアルドリッチ(現ホワイトスネイク)で録音。
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80年代、LAメタル・ブームの火付け役。ルディーサーゾが再結成。
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スレイドの「カモン・フィール・ザ・ノイズ」をカバーしてヒット。収録してあるアルバムは「ランディーローズに捧ぐ」というサブタイトルつき
という、ロック少年の知識としては
ド基礎の話をしてみた。この知ったかぶり中年男は知らない様子。マスターは仕事柄知っていても知らなくても知らないふりをする。綺麗なねえちゃんは知らなかったようだけれど、だんだんと
天災に話し掛けるようになってきたぞ!
その内、
「どうやってその知識覚えたの?」
と訊いてきた。好きなものについては何でも知りたくなる、そして苦労なく、覚え様なんてしなくても頭に入ってしまうだろう?。受験勉強と違ってRockで勉強したのは、演奏技術だけである。
古今東西、ロック喫茶とかRock Barって、この知ったかぶり中年男のような知ったか自慢をする人達が多いのだが、僕は嫌いである。しかもそのひけらかしている知識が間違っているのが嫌いである。
綺麗なお姉さんは、どうやら僕とお話したくなったらしく、何かと話し掛けてきたが、音楽でよく聞こえなかった。あちらが先に帰ったのだが、
「また近いうちに〜」
と手を振ってきた。あっそ、良かったね。
初出 Jul 14 2006
最終更新日 Jul 14 2006
Hard Rock Band METAL
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