最初は水道局の使用量検針から始まった
という。で調べてもらうことにした。
8月3日の午前、水道局の自動車が到着、総勢三人だが、実質二人で働いているようだ。
一番年上の方がベテランで、長さ1m程度の検診針を地中に刺し、反対側を耳に当てて音を確認している。そしてついにある場所で、
「あー、ここだ!確認!」
と言い、スコップで掘る。20センチも掘ると水が湧き出てくる。案外勢いが強い。一日に風呂桶一杯程度になるという。
水道局はここまで。彼らは修理はしない。修理は費用を利用者もちで業者に頼ることとなる。修理後は指定のはがきに業者の証明を貰って水道局に届けると例年並の使用料金請求が来る仕組み。
そこで、以前ウォシュレット取り付けを二度ほどやってもらった業者に電話する
まぁ、毎年年賀状も頂いているし。
水道局の人が、
「まず複数の業者から見積もりとったほうがいいですよ。」
とアドバイスしてくれたので、まずは見積もりが欲しい、どの程度の工事になるのか?を知りたい、と連絡取った。
水道関係、特に漏水は多いらしく忙しいようだ。工事は来週、という。まず見るだけなら、ということで早速午後一に来てくれることになった。
以前来た人ではないシラナイオジサンが来た。随分言葉遣いが大柄、この時点で、チョットヤバイナ!と思う。
水道局の人が特定した漏水箇所を言う話に聞く耳を持たない。地面に掘った穴がそのまま開いているのに。で、
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給湯器使っているね?一回止めていい?障害箇所特定したいから。給湯ではないことを確認する
からはじまって、
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どこが漏水箇所なのか調べるにはとても大変だ、費用も時間もかかる、
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メータ以降、全取替えでいこうよ。図面もないし。
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水道の蛇口全部でいくつ?どこで利用している?
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この庭の蛇口まで配管交換するのは費用も時間も労力もとっても大変だから、この蛇口使うのやめない?もう使っていないでしょう?
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本管だけ交換とか言っているけれどさ、漏水箇所わかんないんだから、それじゃ治んないかもよ?
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じゃないと見積もりも出ないよ
とか言ってきた。障害箇所特定のために給湯器を一度止めるまではいい。給湯配管か水道配管かの切り分けだから。でも水道局の人が「ここから漏れている。」と穴まで掘ってそのままなんだけれど。
なんかとっても費用かかる方法に持っていこうとする感じ。頼る業者が他にいない人とか、言葉の勢いに負けそうな人は相手の言いなりになってしまうかも?
水道局の人が複数から見積もりと言ったのは悪い業者もいるからねということなんだな、きっと。
僕が相手の立場なら、
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手っ取り早く解消する方法は、全取替え。費用も時間もそれなりだけれど、将来の心配は少ない。
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漏水と思われる箇所を見込みで交換するのは、リスク高いけれど一回ならば費用安く時間もかからない。
但し、外れるたびに費用がかさんでく。
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(後数案提示して)さあ、どうする?
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僕のお勧めは・・・
とかって複数案から選択させるけれど、この人にはそれが無く、全取り替えしかない。そしてこちらの
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まずは、漏水と思われる箇所のみ修復して様子見る。それで直らなかったら継ぎの手を考える
という方法には耳を貸そうともしない。そして、
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素人さんはそこだけでいいとか考えるかもしんないけれどさ、
だと。あのねぇ〜、
天災は、理屈と知識はあるんだから、それで納得できない説明ならば
駄目!なんだ。そこで、
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客の話をまともに聞けないんならば、いらない。お帰りください
と告げた。すると、
と言って帰っていった。
早速、社長さんあてに電話する
残念ながら不在と言う。
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いつでもいいから、以前来たことのある人当たりのいい社長さんとお話したい、
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今回来た人では話も出来ない。聞く耳持たないし。
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こっちも忙しいんだ!と捨て台詞でお帰りになられた
ことを社長さんにお伝えください、とお願いした。電話事務の女性が言うには、オウヘイナオジサンはそれでもベテランだと言う。まぁ〜、お客を軽く脅してデカイ工事にするのはベテランで稼ぎ頭なのかもね。
しばらくして、明日社長が伺う、という連絡が来た
で8月4日午前、今から伺いたいが、という連絡があり、OKを出し、11時から見てもらうことに。
澄んだ水溜りの中心から湧き水のように水が上がっているのが判る。まるで石神井公園の湧き水のようだ。
さすが社長!こっから先は手際が良い。早速水を掻い出して塩ビパイプをむき出しにすると障害箇所の分岐点をカット。後は新規パイプを接いでおわり。正味90分。流石だ!
とっても忙しく、一人で手が回らず、人を雇うしかないんだと
とってもうらやましい話だが、従業員がアレではね・・・。
修理代金は消費税込みで27000円でした。追記:Aug 10 2007
床下及び地中配管、全て交換していたら、120万でも収まらなかったろうね。
初出日 04 Aug 2007
最終更新日 10 Aug 2007