これもずっと以前に勤めていた(それぞれ別々の)会社での話。本人達(T部長とTマネージャーとでもしておきましょう)はプロと思っているようですが・・・・
※ 更に三人に共通しているのは、InternetとEthernetの区別がついていなかったこと。これでシステムインテグレーターはないよね。
まずは、T部長の話。
私は、Lotus Notesの経験・知識はありません。Exchange Serverとはずいぶん違うがわかる程度です。でLotus Notesの案件がやってきました。会社としてもノウハウはありませんから、
「企業としてやるとなるとそれなりの投資をしてリスクを背負わないと。」
と意見は言いました。製品を購入してLabで検証するとか、認定教育コースを受講するなどです。
「うーん、でも君はExchangeの経験はあるのだろう?その知識で構築・設定は出来るだろう?」
とT部長は言うのですね。
「NotesとExchangeはまったく別物です。」
には、
「どちらもメールサーバーでグループウェアじゃないか?どこが違うんだい!」
です。おい、おい、おい、あなたも触ったことの無い製品なのに違いがわかるのかい?そしてできますって言って取ってきたお仕事で、客先で・お客の費用で・設定と設置の時間を使って製品を習得するっていうのかい?
T部長は、箇条書きのメモを見せてこうしたいとかいっていたが、
そのメモでさえ、単語の羅列で文章になっていないからまったく意味不明。
きっと、テレパシーが使えるのだろう。
※ アプリケーションは別のものに置換えています。
※ 世の中にはRDBというものが存在するにもかかわらず、DOS版Lotus 1-2-3のデーターベース機能でな〜んでも出来る、と思っていたかたですから。シート間の串刺しや参照でさえ出来るようになったのがWindows版からなのにネ。
※ かつてはCOBOLのエンジニア経験があるということで、PCもMS-DOSアプリも触らなくても出来るということだそうです。知らないということはホントに怖いですね。
※ また自分でやらない、部下がやる、失敗したら部下のせいということなのでしょうね。だから無理なこと・実現不可能なことを出来る!・出来ないのはおまえのやる気のなさなんて考えるのでしょうね。
※ 「保守契約のお願い」の挨拶状をワープロしたのはあなたもお気に入りの主任女性。誤字脱字があっても「これでよし!」としたのはT次長。更にT部長も事前に中身をみてOKしたハズ。これで持ってただけの僕が、
「お客様から誤字脱字を指摘された。俺の顔に泥を塗りやがって。」
と怒るのは筋違い。二人も管理職が目を通し、そのうち一人は当事者だ。自分が誤字脱字に気が付かないでOKしときながら、
「お客様から誤字脱字を指摘された。俺の顔に泥を塗りやがって。」
は、責任逃れだよな。
つづく・・・
初出 JUL 1997
最終更新日 11 NOV 2003