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ディスク設計


単一ドライブシステム

Windowsのデフォルト構成では、C:\winntもしくはC:\WindowsにWindows OSのシステムファイルが格納されます。

アプリケーションが格納されるディレクトリフォルダはC:\Program Files以下になります。

論理パーテーションが1つのシステムではC:ドライブのみにシステム・アプリケーション・ユーザーデータを格納することとなります。

この場合、C:ドライブがクラッシュすると全てのファイルを失います。

分散システム

複数パーテーションを用意します。Windows OSのインストール後、明示的にインストール場所を指定できるアプリケーションをD:\Program Files以下に指定し、ユーザーがアプリケーションで作成したデーターをE:ドライブに格納することを考えます。

1台のドライブに障害が発生しても、残りのドライブに影響はありません。

  • C:ドライブに障害が発生したらCD-ROMよりOSをインストールすれば回復します。
  • D:ドライブに障害が発生したらCD-ROMよりアプリケーションをインストールすれば回復します。
  • E:ドライブに障害が発生した場合には、日常行っているバックアップデーターより回復します。バックアップを行っていなければ回復できません。なぜならばOSやアプリケーションと異なり、ユーザーが作成したデーターは店頭では入手出来ないからです。

確率的に三つのドライブが同時に障害を起こすことはまれですから、複数のドライブにOSとアプレケーション・ユーザー作成データーを分けて格納すると耐障害性が高まります。

Arrayコントローラーで論理ドライブを構成するハードウェアRAIDでも、単一物理ドライブで複数パーテーションを構成する場合でも、任意のパーテーションのみをフォーマットすることが可能です。

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最終更新日2003年06月22日
 どこがかわったかって? 教えないよ!!