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PC Network Basic Trainingアダプティブロードバランスコンピューターに複数のネットワークアダプタを実装し、1つの仮想ネットワークアダプタを形成します。アダプティブフォルトトレラントの機能以外に、ロードバランス(負荷分散)機能も提供します。 チーミングとして設定されたネットワークアダプタ全てを使用して、コンピューターの送信トラフィックを負荷分散します。受信トラフィックはプライマリアダプタとして指定されたアダプタのみが担当します。プライマリアダプタとして指定されたネットワークアダプタのみが送受信を担当し、残りのセカンダリアダプタは送信のみを担当します。 プライマリアダプタに障害が発生するとセカンダリアダプタがプライマリに自動昇格し、コンピューターの通信を継続します。チーミングメンバー全てが障害を起こすまでは、通信が確保されます。 受信スループットはプライマリアダプタのみとなります。100Mbpsのアダプタ4枚でチーミングを構成しても、通信スループットは常に100Mbpsです。送信スループットは全チーミングメンバーで行われますので、100Mbpsのアダプタ4枚でチーミングを構成した場合には400Mbpsになります。(送信400Mbps 受信100Mbps) チーミングメンバーは同一スイッチングハブに接続する必要があります。この場合インテリジェントではない安価なスイッチングハブが利用できます。スイッチに冗長性を持たせチーミングメンバーを別のスイッチ接続する場合には、スイッチ間のスパニングツリーを有効にする必要があります。
ハードウェアの準備としてはアダプティブフォルトトレラントと同等なのにも関らず、送信スループットでは有利となっています。アダプティブロードバランスはアダプティブフォルトトレラントの機能も持っていますので、特別の事情がない限り通常はわざわざアダプティブフォルトトレラントとして設定する意味はありません。
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最終更新日2003年06月22日
どこがかわったかって? 教えないよ!! |