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Windows仮想メモリ


Windowsのデフォルト構成では、C:\pagefile.sysとして存在します。仮想メモリは常時OSからアクセスされていますので、パフォーマンスを得るには、pagefile.sysを

  • C:\winntとは別な物理ディスクに移動する、
  • コンピューターに実装してある一番高速なHDDに移動する、
などが推奨されます。

更に早くする方法として、

  • FATボリュームにpagefile.sysを設ける、
  • 複数の物理ディスクに分散する、(pagefile.sys専用のRAID0にすると結構速い。)
等があります。

RAID1の場合には、同一ミラーリングにC:\winntもpagefile.sysも存在する場合には、パーテーションを分割しても論理ドライブを複数設けてもパフォーマンスの向上はありません。 しかし、同一Arrayコントローラー上に複数ミラーリングが実装してあるコンピューターでは、C:\winntが存在するミラーリングとは別のミラーリングにpagefile.sysを移動すると、パフォーマンスは向上します。(ミラーボリュームに限定すると下図ではFドライブが良い。Dドライブでは意味がない。但し、ミラーボリュームより高速なボリュームがある場合に、ミラーボリュームにpagefile.sysを設定する意味があるかどうかは別な議論です。分散読み書きから考慮するとEドライブが良いでしょう。)

RAID5の場合には、パーテーションを分割しても論理ドライブを複数設けても、データーの書き込みはRAID5を構成している全ての物理ディスクに分散されていますので、pagefile.sysをC:\winntと別のパーテーションに移動する意味はありません。しかし、Arrayコントローラーが複数実装してあるコンピューターでは、C:\winntが存在するArrayコントローラーとは別のArrayコントローラーにpagefile.sysを移動すると、パフォーマンスは向上します。

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最終更新日2003年06月22日
 どこがかわったかって? 教えないよ!!